痛い。
そう、俗に言うところの「痛風」
2ヵ月程前の事だろうか。
東京での会議に出席した後、帰りの飛行機の中で
奴はその牙を剥き出しにしてきた。
何だか、痛みがあるなぁ。
そんな程度だったのだが、その夜には
痛い。
いや、この年齢(とし)になって声に出して呻いたのは始めての事だった。
何しろ、痛い。
歩けない、触れない、じっとしてられない程、痛い。
扇風機の風が痛い。
なるほど良く言ったものだ。
最初はその腫れ具合から、疲労骨折とも思ったのだが
医者の診断によると「痛風性関節炎」
洒落にならない。
とにかく痛い。
乱れた食生活へ対する生への試練、戒めなのか。
靴も履けず松葉杖にスリッパ履きという
私にとって屈辱以外の何者でもない姿で出勤。
外回りもしたが、その都度「どうしたんですか?」
「贅沢病」の異名を持つ病名など言える筈もなく。。。
やっとこさ腫れ・痛みはひいたが、庇って歩いていた為
他の部位が悲鳴を上げているこの頃。
不摂生は良くない。
という言葉があるのかどうかは知らないが。
私自身、小さい頃からご飯を残さずいただく事には
それなりの躾を受けていたつもりではある。
「いただきます。」
この言葉の頭には「命」が付くものだと言う。
野菜でも肉でも、自然界に生きている者達の
「命をいただきます。」
それを残さず食し、その有難み・恩恵を感じて我々は
生かされているのだと。
ところで、私は「ラーメン」が大好きである…。
まぁ、生まれ育ちの関係もあってか「とんこつ」派。
「これ以上は無理です」という位のこってり。
麺にスープが絡み付き、飲まずともスープを堪能できる。
何とも合理的且つ趣旨に応じた食べ物である。
先日訪れた行きつけのラーメン屋でも例外なく「替え玉」を
戴くのだが、どの具材を残しておくかが非常に重要なポイント。
二枚目の麺を頂く。
ふと、横にいる「いかにもラーメン大好きです」(独断視)の男性が
三枚目の替え玉を食していた。
(さすがだ…)
と意味も無く関心していると、
「すみません。替え玉を…」
おおっと、四枚目だ。
「すみません。替え玉を…」
マジで…?
「すみません。替え玉…」
私はというと、とっくに満腹。
ただ、興味と羨望の眼差しで彼を見ていたのだが、
ほぼスープもそこを付いたような(ラー)メンを
ひたすら食べていた。
一滴もスープを飲まず、麺に絡めるだけで
どんぶりを空にできた彼の
「ごちそ〜さ〜ん」に
敬意を表したい。
テキストフラッシュさえ作る時間が持てず。。。
正直、皆様とコミュの取れていた頃が懐かしくて
仕方がない。
元々後ろ向き的な部分がある為、
少々厄介な状態になりつつあるのも事実。
負けられないな、まだ。
年を取るにつれ、現実と向き合う勇気も気力も
奪われていく気がしてならない。
乗り越えて行きたい自分と
乗り越えずに済む道を選びたがる自分。
焦りたくない自分の背中を
急かす自分の存在。
小さな葛藤と蟠りの連続。
空も海も綺麗。
もう一度、大きく深呼吸してみよう。

取り扱いが改めて重要視され始めた昨今。
「食品衛生責任者講習」とやらに参加してきたのだが…
まぁ、「正しい手洗いの仕方」だとか
「正しい食材の保管方法」だとか
「正しい調理(熱の通具合等)の仕方」だとかを
確りと把握して現場に活かしなさい的な内容のアレである。
久しぶりに早起きして、すっかり冬の気温と化した
朝を肌で感じながらちょっと厚めのスーツに身を包み出陣。
9時過ぎには講習施設の駐車場へ到着。
開始まで30分近くある。
「相変わらず時間に厳しい男なのだ。」
ポケット灰皿の用意も忘れていない私は、
おもむろに愛煙の【P.M.1mmロング】を取り出し
静かに火を付ける。
ゆっくりと視線を高め周りを見渡す。
なる程どこかの飲食店や惣菜店の店長らしき人達ばかりである。
「さて…」
こういった場合、会場の場所が分からなくなる前に
他の人に付いて行く事も重要なのである。
当然の様に【インフォメーション】のレディを軽くやり過ごす。
密かに【来慣れた】感を醸し出しているこの私の
プチ優越感に誰が気付けていただろう。(反語)
簡易受付所が設置されていた。
手続きといっても、名前と勤務先、何故か誕生日を記載するだけの
本当に簡単なものであった。
案内された会場(会議室)は自由席らしい。
用意された椅子に座る。
「ん? テーブルは…」
ふと目を横に移すと、椅子に装着された申し訳程度のテーブルに気づく。
(一体型かぁ。。。)
ま、講習を受けるだけな訳だし問題なさそうだ。
40名程居た中の数名が動かし方(前へ持っていく操作)が分からず
施設員を呼んでいたが、私に限ってその様な失態はない。
当然、誰かが悩んだ末生み出した動かし方を先に確認しておくのが
スマートなやり方だと知っているからだ。
開始後1時間経過。
ヤバいな。。。
普段こんな時間に起きないせいもあり、ヤツが襲ってくる。
室温良し。
湿度良し。
講演者のトーン良し。
ついでに天気も良し。
肘を付くには少し小さいテーブル。
(これがなければ間違いなくあっちの世界へ…)
何とか午前の部を乗り切る。
入室前に頼んでおいた弁当を引き取りにホールへ。
弁当屋が人数分持ってきており、予約券と引き換えになるのだが。。。
「はぃ、ガラはここにねっ!」
「はぃ、茶もついているんだからねっ!」
「・・・ありがとうは?」と言いたくなった。
まぁ、いい。
とりあえず、弁当+茶を持ちホールの休憩椅子へ腰掛ける。
蓋を開ける前から薄々感じてはいたが、
(冷め切っている…)
箸を割った途端。
「はぃ、ここで食べないっ! 会議室か外でっ!」
・・・確認するが、あんた弁当屋だよな?
仕方なく会議室のテーブルで…ってテーブルねぇじゃん。
(あー狭いのぅ…)
で、
ハッキリ言おう。
あんな不味い弁当は生まれてコノカタ食したことがない。
一口喰って投げ返してやろうかとさえ思った。
そもそも、フライ(の様なもの)やコロッケ(の様なもの)が
入っているのにソースも醤油も、もう何もかも付いていない。
(意味のないバランだけが印象的だった)
・・・人柄の出ている味だね、うん。
ったく…
衛生管理を確り行って、美味しい料理をどーのこーの言うような
講習会にこの弁当(屋)は無しでしょう。。。
何だかさ。
玉子を床に落としたスタッフに
「はぃ、3秒以内拾うんだよっ!」
なんて声さえ耳にしそうだ。
そして午後の部開始後40分。
…10名程が夢路についている。
(何をしに来ているのだろう。。。知ったことではないが。)
ご丁寧に“いびき”付きで寝ている輩も。
そして
バタバタとテーブルから落ち、転げる輩続出。
言わんこっちゃない。(言っていないが)
このテーブルがなければ私もきっとあんな無様な醜態(強調表現)を
晒していただろうと思うと、ぞっとする。
無事(?)講習を終わり、(内容は割愛…)
修了書を受け取る。
いい感じだ。
ちゃんと名前が入っている。(誤字も見当たらない)
職場へ持ち帰り、堂々と名前入りのプレートを皆に掲げる。
当たり前の事なのだが、少しだけ誇らしい。(寝なかった自分が)
よーく見る。
名前・・・
【テプラ】で貼ってあるだけなのね。
色つきに変えようかな。。。

とはよく言ったものだ。。。
せめてパソコンからの閲覧くらいは快適に
こなしたいのに…。
システム不安定でリカバリしたら…