どういった関係が理想だと言えるのだろうか。
勿論、一概でそれを表現・具現化出来ているのならば
世に巣食う「人間関係」「組織トラブル」等の一端は存在し得ないもの。
今私は、「飲食関係」の仕事に就き現場と共に日々を営んでいる。
こういった職種に限らず「地域マネージャー」「地区マネージャー」と
呼ばれる「管理職」の人間は直属の上司に当たるのだが…
いかんせん…
信頼性無さ過ぎ。
約束の日にち・時間を守らないのは日常茶飯事。
相談・提案事へのリアクションも当の本人が最早忘却の彼方へ置いてしまった頃
「例の件だけど…」
「…何でしたっけ?」
というあり得ない有様。
巡回に来ては、「利益が…」「経費が…」
そんな事は現場が一番理解っている事。
その現状に対して、何もない。
提案事はそっちのけ。
「私だってイロイロ忙しいのだよ。」
まぁ、ご自身の身近な仕事もままならないのであれば
点在する巡回先の内情等把握・改善する余裕などある筈もないか。
私自身、言うほど優れた管理能力を有しているとは言い難いが
敢えて公言させて頂くとするならば、
1)現場責任者のみならず、スタッフの顔と苗字くらいは覚えておく。
2)現場と交わした約束毎はどんな事があっても守る。(忘れない)
又は、守ろうとする最大限の尽力を示す。
3)現場スタッフとのコミュニケーションは家族に費やすものと
同じくらい大切にする。
長に就いてから三ヶ月は先ずこの三つを実行してきた。
1)に関しては当たり前と言えばその通りだが、
「ちょっと、そこの君。」
「受付スタッフさん。」
「キッチンさん。」
と平気で呼んでいるMGR.(マネージャー):上司を見て
まず「現場」がどう思うかを考える。
自身がそんな風な扱いを受けて
「自分もそうしよう。」と思うのか
「自分はそうはしない。」と思うのか。
2)は上司・部下以前の話。
メモれよ。
約束にズボラな人間に信頼はついて来ない。
こんな簡単な事がいい歳になっても理解出来ていない。
実践しない=理解出来ていない。
と思われても致し方ないと言うべきか。
ましてや部下に当たる人間はどう思うのか。
「信じて頼る」の意味が判っているのだろうかと思える
「ベテラン」「幹部」が増えてきたように感じる。
3)はやや受け取り方に差異があるだろう。
場合によっては数十人いるスタッフとのコミュをどう取るか。
例えば、大好きな女性(男性)に気に入ってもらう為に
何をするか?
対象の人が興味を持っている事、好きな事柄を理解しようと
一所懸命になる筈だ。
自身も同じ境遇に身を置き、
その人と共有を図りたいと思う筈だ。
恐れ多いが
私が実践してきたのは、
・音楽(楽器)
・アニメ
・芸能関係
・映画
・車(バイク)
・ゲーム(パソコン)
・釣り
・AV(audio/visual)
・スポーツ(有名選手/大会等)
位のカテゴリに関してはそれなりに勉強し知識を付ける様に努める事。
別にスタッフ(部下)を全て恋愛対象に重ねる訳ではないが、
「知る」為にパワーを惜しまないという事が重要だと思っている。
上記の内容では
概ねどんなスタッフとも何処かに共通した趣味を見出す事が出来るからである。
勿論、例外の場合は早急に情報を得る。
良く、「スタッフ達と何を話していいか判らん。」
という言葉を耳にしてきた。
一例なのだが、先ずは自分が色んな話についていけなければ
キッカケを掴むのが難しい。
何を話していいのか判らなければ、
自身でそれを探れば良いだけである。
よって、それなりに知識が必要となる訳だ。
数値管理やコントロール等、自身のワーキングスキルを上げるのも重要だと思う。
が、その前に現場の管理職としては大切な事があるのではないか。
現場スタッフとのコミュを図り、そこから信頼を得ていく。
「信頼出来、信用出来る上司が付いてくれている。」
その事がどれだけ力となる事だろうか。
自身の保身だけを見るのではなく、
スタッフが誇りと思えるような上司の巡回であって欲しい。
マ:「何か話しておくことはありませんか?」
ス:「特にありません。」
…哀し過ぎる。
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